アートフェア東京2010「三幅対展」 今川教子・笛田亜紀・ミヤケマイ

Group Exhibition

三幅対といえば山水画がよく描かれる。 人は太古から山と水(海もしくは河の)に育まれて、それらに与えられたり奪われたりしながら生かされている、と感じてきたからか、自分の父母を描くように山水画をかいていたのではないのだろうか。 私にとっての山は霊山信仰の大半が女人禁制であるからかもしれないが、その険しさ、姿から男性的な何かを象徴しているように感じる。 対する、水(海や河)は生命の源であり、潮の満ち引きなどを見ても女性性を表しているように思える。「山水」という言葉に入っていないが、表現されているもう一つの必須要素が空気であり空であるような気がする。空は何もないけど誰よりもそこに在る、何もそこに実態がないからこそ、何かを生かし、生み出す存在でもある。 今回は私なりの山水画なのだと思う。 そういえば最近、私の大好きなモスバーガーのMOSはそれぞれ英語で、マウンテン、オーシャン、スカイの略だと知ってちょっと感動しました。 (2010年 春 ミヤケマイ)

会期 : 2010年4月2日-4日
会場 : 東京国際フォーラム 村越画廊(B11)

Credits
今川教子、笛田亜紀、ミヤケマイ