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揃うだけでない『お』がつく「おそろい」が持つ魔力に私は小さい頃からとりつかれている。 ギンガムチェックのワンピース、水玉の筆箱、色違いの鞄。 ペアールックの気恥ずかしさと傲慢。制服の安心感と無感心。 どこかお揃いというハレの祭りは、高い代償を求める。 それは覚醒したまま見る良い気持ちの夢のようだ。 二人の関係性が、可視化されることによって、自分の趣向や方向性やポジションが世間に露呈する恐怖、 それに打ち勝とうとする甘美な決意。 絆や連帯感がシンボル化されることによって、自分という個体の記号の消滅を許す、快感と安堵。 作家という職業が、常に「我思うゆえに我あり」を意識させられる仕事であり、 そば屋が早くて、安くて、上手い、を求められるように、それを他者に最大に、正確に、 的確に伝えることを求められるからなのか、 それとも私固有の癖なのか、 何かに帰属し自己が消滅する事への憧憬だけで私は生きて行ける ■パブリシティ・ご感想など ■会場地図 ■展示の様子 |
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| ? 2004 MAI MIYAKE
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